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【材料】日電硝が続伸、FPD用ガラスの販売好調で上期業績予想を上方修正

日電硝 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本電気硝子<5214>が続伸している。4月28日の取引終了後、第2四半期累計(1~6月)連結業績予想について、売上高を1600億円から1700億円(前年同期比19.4%増)へ、営業利益を180億円から200億円(同30.4%増)へ、純利益を140億円から180億円(同33.0%増)へ上方修正したことが好感されている。

 第1四半期(1~3月)に薄型パネルディスプレー(FPD)用ガラスの販売が好調に推移したほか、ガラスファイバの価格改定が浸透し、売上高・利益ともに伸長したことに加えて、第2四半期(4~6月)も概ね順調な販売を見込むことが要因という。なお、22年12月期通期業績予想は、売上高3300億円(前期比13.0%増)、営業利益370億円(同12.9%増)、純利益300億円(同7.5%増)の従来見通しを据え置いている。

 また、同時に発表した第1四半期決算は、売上高859億9100万円(前年同期比25.4%増)、営業利益105億1500万円(同51.8%増)、純利益142億8900万円(同2.1倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

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