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【市況】東京株式(前引け)=大幅続落、米株急落嫌気しアジア株安も警戒

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 25日前引けの日経平均株価は前営業日比526円56銭安の2万6578円70銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は4億9817万株、売買代金概算は1兆2336億円。値上がり銘柄数は197、対して値下がり銘柄数は1599、変わらずは42銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前週末に続きリスク回避ムードの強い地合いで日経平均株価は2万6000円台半ばまで大きく下押す展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウが一時1000ドルを超える急落となるなど、波乱安に見舞われたことで東京市場でも主力株をはじめ幅広い銘柄に売りがかさんだ。中国経済の減速懸念が意識されるなか機械株や非鉄関連株が大きく下げ、全体地合い悪を助長している。中国・上海株や香港株の下落が目立つなどアジア株が総じて軟調なほか、米株価指数先物が安く推移していることも市場心理を冷やしている。プライム市場全体の87%の銘柄が下落した。

 個別では売買代金トップとなったソフトバンクグループ<9984>が大きく値を下げたほか、レーザーテック<6920>も下値模索の展開。日本電産<6594>も売られた。ファーストリテイリング<9983>が安く、任天堂<7974>も軟調に推移した。東急建設<1720>が急落、ジャフコ グループ<8595>の下げも目立つ。半面、日立物流<9086>が買いを集め、SHIFT<3697>も逆行高。東京製鐵<5423>は物色人気となり値上がり率トップとなった。エレマテック<2715>が値を飛ばし、オービックビジネスコンサルタント<4733>なども高い。

出所:MINKABU PRESS

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