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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 週明けの米国株安を警戒し、リバウンド狙いの動きは限られる


 日経225先物は11時30分時点、前日比530円安の2万6570円(-1.95%)前後で推移。寄り付きは2万6590円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万6755円)を大幅に下回るギャップダウンで始まった。現物の取引開始直後に2万6470円まで下げ幅を広げ、節目の2万6500円を下回る場面も見られた。その後は前場半ばにかけて2万6760円まで下げ渋る動き見せたが戻りは鈍く、前引けにかけては2万6500円~2万6600円水準での保ち合いを継続。

 節目の2万6500円を下回ったことで、いったんは調整一巡感が意識されると見られるものの、グローベックスのNYダウ先物は250ドル、ナスダック100先物は100ポイント程度の下落で推移しているため、リバウンドを狙った動きを手控えさせているようだ。前引けのTOPIXの下落率は1.58%であり、日銀のETF買い入れといった需給面での下支えは期待できない。ショートポジションが積み上がっていると見られ、引けにかけてはショートカバーにより下げ渋る可能性はあるものの、後場もグローベックスの動向を睨みながらの展開になりそうだ。NT倍率は先物中心限月で14.18倍に低下し、支持線として意識される75日移動平均線水準で下げ渋る動き。

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