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【材料】ラクーンHDが急落、第6波の影響で停滞懸念強まり22年4月期業績予想を下方修正

ラクーンHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 ラクーンホールディングス<3031>が急落している。前週末4日の取引終了後、22年4月期の連結業績予想について、売上高を53億円から47億5900万円(前期比9.0%増)へ、営業利益を14億3000万~15億3000万円から10億9000万円(同8.9%減)へ、最終利益を6億9000万~7億6000万円から4億4000万円(同45.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 国内経済活動の再開でEC事業、フィナンシャル事業ともに売り上げ成長しているものの、新型コロナウイルスのオミクロン株の爆発的な感染拡大による第6波の影響で消費マインドの停滞懸念が再び高まり、成長の勢いが弱ったことが要因。また、原油価格の高騰、コンテナ不足、さらにはウクライナ情勢などにより、国際物流の混乱の影響が今後深刻化する可能性があることなども考慮したという。

 なお、第3四半期累計(21年5月~22年1月)決算は、売上高35億1900万円(前年同期比8.4%増)、営業利益8億3400万円(同13.0%減)、最終利益2億9600万円(同52.9%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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