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【材料】日新が4日ぶり反落、22年3月期の業績及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感強まる

日新 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日新<9066>は4日ぶりに反落している。8日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1530億円から1820億円(前期比16.7%増)へ、営業利益を64億円から80億円(同3.1倍)へ、純利益を49億円から55億円(同2.7倍)へ上方修正し、あわせて30円を予定していた期末配当予想を32円へ引き上げたが、この日は材料出尽くし感から売られているようだ。

 昨年10月以降は想定以上に活発な荷動きが継続したことを背景に、主力の物流事業で好調な取り扱いとなり、2月以降も旺盛な貨物輸送需要が継続すると見込んでいることが要因。なお、年間配当予想は60円となり、前期実績に対しては4円の増配となる予定だ。

 同時に発表した第3四半期累計(21年4~12月)決算は、売上高1369億3400万円(前年同期比25.7%増)、営業利益64億3400万円(同6.3倍)、純利益43億6200万円(同4.5倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

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