【材料】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「買い予想数上昇」2位にタムラ
タムラ <日足> 「株探」多機能チャートより
27日の東京市場で、タムラはストップ高カイ気配となっている。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は24日、「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」で酸化ガリウムショットキーバリアダイオードの製品化開発に取り組むノベルクリスタルテクノロジー(埼玉県狭山市)が、アンペア級・1200V耐圧の「酸化ガリウムショットキーバリアダイオード(SBD)」を開発したと発表。ノベルクリスタルテクノロジーは、タムラのカーブアウトベンチャー及び情報通信研究機構(NICT)の技術移転ベンチャーとして設立された経緯があることから、これが買い手掛かりとなっているようだ。
この開発は、世界初となる画期的なもので、パワーエレクトロニクスの低価格化や高性能化につながる1200V耐圧の酸化ガリウムSBDの製品化が大きく前進することになるという。また、太陽光発電向けパワーコンバータ、産業用汎用インバーターや電源などのパワーエレクトロニクス機器の効率向上や小型化により、自動車の電動化や空飛ぶ車などの電気エネルギーの効率利用への貢献にも期待ができるとしている。
出所:MINKABU PRESS