【市況】東京株式(前引け)=反落、短期急騰の反動も下値では押し目買い
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京株式市場は主力株を中心に売り優勢、日経平均は前日までの短期急騰の反動で下落する展開を余儀なくされた。前日の欧米株市場が総じて軟調で、米国株市場では主要3指数が揃ってマイナス圏で引けており、東京市場でも目先利益確定の動きを誘発した。ただ、3万円大台を下回る水準では押し目買い意欲も旺盛で下げ幅は限定的だった。業種別では電力株の上昇が目立っている。
個別ではソフトバンクグループ<9984>は売買代金トップながら株価は軟調。レーザーテック<6920>も売られた。キーエンス<6861>が値を下げ、塩野義製薬<4507>も大きく利食われる展開に。ヤクルト本社<2267>が急落、コロワイド<7616>も下落した。半面、東京電力ホールディングス<9501>が大幅高、東京エレクトロン<8035>もしっかり。レノバ<9519>が上値指向、ベイカレント・コンサルティング<6532>も高い。ミライアル<4238>、東京機械製作所<6335>が急騰、ラクス<3923>も値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS