【特集】「海運」が4位、物色人気なお継続<注目テーマ>
郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 デジタルトランスフォーメーション
2 医療用ガス
3 NFT
4 海運
5 半導体製造装置
6 半導体
7 再生可能エネルギー
8 2021年のIPO
9 中古車
10 水素
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「海運」が4位となっている。
海運株人気がなお継続している。日本郵船<9101>はきょう、17日につけた約13年ぶり高値の8570円を上回った。商船三井<9104>、川崎汽船<9107>も上値追いの展開となっており、海運大手3社そろって年初来高値を更新した。
海運株は、新型コロナワクチンの普及による経済再開期待を背景に既に年初から回復基調が鮮明となっていたが、ここマーケットでの注目を一気に高めるきっかけとなったのが大手3社による相次ぐ業績上方修正だ。郵船と商船三井はあわせて大幅増配も発表しており、足もと株価を急上昇させたにもかかわらず、依然として配当利回りの高さが際立っている。中小型の海運株についてはやや荒い値動きをみせるものもあるが、今後も業績の良い銘柄を中心に物色人気が続きそうだ。
関連銘柄としては大手3社をはじめ、NSユナイテッド海運<9110>や乾汽船<9308>、内外トランスライン<9384>、玉井商船<9127>に注目。このほか、飯野海運<9119>、明治海運<9115>、東海運<9380>、大運<9363>、兵機海運<9362>などをマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2021年08月30日 13時07分