【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 倉元、オープンＧ、タムロン (17日大引け後 発表分)

　12月17日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　倉元 <5216> [東証Ｓ]　　★今期経常を一転黒字に上方修正
　◆24年12月期の連結経常損益を従来予想の2500万円の赤字（非連結）→2800万円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。11月に連結子会社化したアイウイズロボティクスの2ヵ月分の業績予想を織り込んだ。

　ストリームＭ <4772> [東証Ｇ]　　★24年12月期は初配当1円を実施へ
　◆従来無配としていた24年12月期の期末一括配当は初配当となる1円を実施する方針とした。順調な事業の成長状況を踏まえ、剰余金の配当を開始する。権利付き最終日の26日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

　オープンＧ <6572> [東証Ｐ]　　★今期最終を28％上方修正
　◆25年2月期の連結最終利益を従来予想の3.6億円→4.6億円に27.8％上方修正。増益率が2.2倍→2.8倍に拡大する見通しとなった。保有する投資有価証券の売却に伴い、売却益1.5億円が発生することが最終利益を押し上げる。

　オンデック <7360> [東証Ｇ]　　★前期経常を56％上方修正・最高益予想を上乗せ
　◆24年11月期の経常損益(非連結)を従来予想の2億3500万円の黒字→3億6700万円の黒字(前の期は1億9900万円の赤字)に56.2％上方修正し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。手数料単価の大きい複数の大型案件が成約したことに加え、想定していた一部費用が発生しなかったことも上振れにつながった。

　タムロン <7740> [東証Ｐ]　　★今期配当を15円増額修正
　◆24年12月期の年間配当を従来計画の160円→175円(前期は1→2の株式分割前で170円)に増額修正した。好調な業績動向などを踏まえ、株主への利益配分を増やす。権利付き最終日の26日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

株探ニュース