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【材料】フジオーゼが急反落、上期業績予想を上方修正も材料出尽くし感

フジオーゼ <日足> 「株探」多機能チャートより
 フジオーゼックス<7299>は4日ぶりに急反落している。27日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、営業利益を11億5000万円から12億円(前年同期9億2800万円の赤字)へ、純利益を7億円から8億5000万円(同7億3000万円の赤字)へ上方修正したが、株価は前日に年初来高値を更新したこともあり、目先の材料出尽くし感から利益確定売りに押されている。

 売上高は120億円(前期比53.3%増)の従来見通しを据え置いた。ただ、前期に引き続き固定費の徹底圧縮による原価改善活動の取り組みが計画以上に進んだことが利益を押し上げる。

 同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高66億7400万円(前年同期比92.3%増)、営業利益9億2000万円(前年同期5億8800万円の赤字)、純利益6億7200万円(同3億8900万円の赤字)だった。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高230億円(前期比20.3%増)、営業利益22億円(同3.1倍)、純利益13億5000万円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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