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【材料】マクニカ富士がカイ気配、クラウドやセキュリティー関連好調で22年3月期業績予想を上方修正

マクニカ富士 <日足> 「株探」多機能チャートより
 マクニカ・富士エレホールディングス<3132>がカイ気配スタートとなっている。26日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を6300億円から6700億円(前期比20.9%増)へ、営業利益を210億円から250億円(同33.2%増)へ、純利益を130億円から170億円(同56.3%増)へ上方修正したことが好感されている。

 半導体及び電子デバイスその他事業で、半導体への設備投資、5Gやデータセンター、自動車の電動化などさまざまな需要の増加が見込まれ、産業機器、通信インフラ、車載市場などが引き続き好調に推移する見通し。また、ネットワーク事業では、クラウドの利活用の加速を背景にクラウドサービス関連商品、エンドポイントセキュリティー関連商品、クラウドゲートウェイセキュリティー関連商品の導入が進むことから、クラウド、セキュリティー関連商品を中心に成長すると見込む。

 なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1780億6400万円(前年同期比42.3%増)、営業利益73億600万円(同89.9%増)、純利益62億5500万円(同2.5倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

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