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【特集】筑波精工 Research Memo(5):2021年3月期は90百万円の営業損失


■業績動向

1. 2021年3月期の業績概要
筑波精工<6596>の2021年3月期決算は、売上高は前期比16.1%増の195百万円、営業損失は90百万円(前期は188百万円の損失)、経常損失は86百万円(同189百万円の損失)、当期純損失は108百万円(同380百万円の利益)となった。

製品別売上高は、「ステージ」129百万円(前期比47百万円増)、「サポーター」11百万円(同28百万円減)、「その他」54百万円(同7百万円増)であった。主力の「サポーター」は、ユーザーがまだテスト段階であることから売上高は低水準に止まっている。


自己資本比率は68.2%、手元の現金及び預金は551百万円で財務上は安定
2. 財務状況
2021年3月期末の資産合計は前期末比21百万円減の632百万円となった。流動資産は同4百万円減の597百万円となり、主に現金及び預金の増加11百万円、受取手形及び売掛金の増加0百万円、たな卸資産の減少3百万円による。固定資産は同17百万円減の35百万円で、主に有形固定資産の減少17百万円による。

流動負債は同15百万円減の48百万円となった。主に支払手形及び買掛金の減少7百万円によるものである。固定負債は同102百万円増の153百万円となり、長期借入金の増加110百万円による。その結果、負債合計は同87百万円増の202百万円となった。

純資産合計は当期純損失の計上などによる利益剰余金の減少等により同108百万円減の430百万円となった。その結果、2021年3月期末の自己資本比率は68.1%(前期末82.5%)となった。また、過去の増資により現金及び預金は551百万円で、財務上は安定していると言える。

3. キャッシュ・フローの状況
2021年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは78百万円の支出であったが、主な収入は減損損失21百万円などで、一方で主な支出は税引前当期純損失107百万円等であった。投資活動によるキャッシュ・フローは12百万円の支出であったが、主な支出は有形固定資産の取得11百万円等であった。財務活動によるキャッシュ・フローは102百万円の収入であったが、主な収入は長期借入金の増加110百万円、主な支出はリース債務の返済7百万円等であった。

この結果、期中の現金及び現金同等物は11百万円増加し、期末の現金及び現金同等物残高は491百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《EY》

 提供:フィスコ

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