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【特集】リソー教育 Research Memo(9):2022年2月期の配当金は、1株当たり12円を予定

リソー教育 <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

リソー教育<4714>は株主への利益還元を経営の重要課題の1つと位置付けており、2017年2月期以降は連結配当性向を指標として、業績に応じた配当を四半期ごとに行ってきた。しかしながら過去4回の配当において社内のチェック機能が不十分であったことで分配可能額を超えた配当を実施していたことが判明し、外部調査委員会及び社内調査委員会を設置して、その原因究明と再発防止策を取りまとめ、2020年9月に発表している。このため2021年2月期の配当金については、期末に9.5円の一括配当を行うことを決定している。配当金総額は1,404百万円となり配当性向で250.7%と100%を上回ることになるが、原資については利益剰余金及び期中において自己株式を処分した際に発生した自己株式処分差益29百万円を充当することにしている。2022年2月期の配当については1株当たり12.0円の期末一括配当を行う予定となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《NB》

 提供:フィスコ

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