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【市況】米国株見通し:上げ渋りか、地政学リスクを意識も

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(14時50分現在)

S&P500先物      4,240.88(+2.88)
ナスダック100先物  13,975.00(+15.25)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は20ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。


10日の取引で主要3指数は反発。ダウは小幅高にとどまったものの、4日ぶりにプラスへ転じ19ドル高の34466ドルで取引を終えた。この日発表された新規失業保険申請件数は前回を下回り、雇用情勢の改善を裏付けた。注目の消費者物価指数(CPI)は想定を超える伸びを示したものの、インフレ高進は一時的との見方となり緩和縮小期待は急速に後退。長期金利の大幅低下を手がかりにハイテク株などが買われ、指数を押し上げた。


本日は上げ渋りか。前日のインフレ指標は強含んだが、連邦準備制度理事会(FRB)による資産買入れの段階的縮小(テーパリング)への思惑が遠のいている。長期金利の低水準での推移が見込まれ、引き続きハイテク株を中心に買いを集め相場は堅調地合いとなりそうだ。ただ、15-16日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の議論を見極めようと、買いは縮小の見通し。G7サミットでの地政学リスクも警戒され、週末に向け終盤は売りに押される可能性があろう。

《TY》

 提供:フィスコ

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