【材料】ｃｏｔｔａが大幅反落、２１年９月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感

　ｃｏｔｔａ<3359>が大幅反落している。前週末１４日の取引終了後、２１年９月期の連結業績予想について、営業利益を１億８７００万円から４億２４００万円（前期比４７．０％増）へ、純利益を１億２６００万円から２億９８００万円（同１３．２％増）へ上方修正したが、材料出尽くし感から売られているようだ。

　売上高は９４億９６００万円（同２０．８％増）の従来見通しを据え置いたものの、売上総利益が計画を上回って推移していることに加えて、販管費が想定を下回っていることが要因としている。なお、第２四半期累計（２０年１０月～２１年３月）決算は、売上高５１億７５００万円（前年同期比３９．５％増）、営業利益３億６７００万円（同７３．８％増）、純利益２億６７００万円（同６５．３％増）だった。

　同時に４月度の月次業績を発表しており、月間の連結売上高は前年同月比６．２％増となった。昨年４月から５月にかけては、小中学校の閉鎖を含めた日本初の緊急事態宣言であったため爆発的な受注増となったが、今年は緊急事態宣言慣れもあり、昨年ほどの爆発的受注は影を潜めた。

出所：MINKABU PRESS