市場ニュース

戻る
 

【材料】東亞合成が後場一段高、350万株を上限とする自社株買いを実施へ

東合成 <日足> 「株探」多機能チャートより
 東亞合成<4045>が後場一段高となっている。午後2時ごろ、上限を350万株(発行済み株数の2.73%)、または40億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好感されている。取得期間が4月20日から12月31日までで、株主への一層の利益還元や資本効率の向上、企業価値の拡大及び機動的な資本政策を実行するためという。

 同時に発表した21年12月期業績予想は、売上高1430億円(前期比7.2%増)、営業利益140億円(同13.5%増)、純利益104億円(同27.7%増)を見込む。前期後半から自動車やエレクトロニクス関連製品の需要が回復に向かっていることが寄与する見通しだ。

 なお、20年12月期決算は、売上高1333億9200万円(前の期比8.0%減)、営業利益123億3600万円(同10.5%減)、純利益81億4200万円(同21.6%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均