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【材料】イルグルム 1月の売上高は前年同月比+8.4%増、大幅な増収増益の通期業績予想を発表

 株式会社イルグルム(東証マザーズ上場、コード:<3690>、岩田進社長)は、2月8日に2021年9月期(今期:2020年10月~2021年9月)の4ヶ月目となる、2021年1月の月次売上高を発表した。

 同月の全社売上高は、246百万円(単位未満を四捨五入、以下同様)と2020年10月以降、約240百万円で横ばいながら、前年同月比では+8.4%の増収と堅調であった。前々月である2020年11月は全社売上高242百万円、前年同月比+26.6%増、前月である12月の売上高は241百万円、同+19.7%増であり、これと比較すると1月の増収率のモメンタムは鈍化している。

 しかし、これは比較対象となる2020年1月以降に、事業譲受により継承したADPLAN事業の売上高がマーケティングプラットフォーム事業部門に計上され、これによる増収効果が一巡したためである。2020年12月のマーケティングプラットフォーム事業の売上高は212百万円、前年同月比+16.0%増に対し、1月の売上高は、206百万円と同+2.8%増となった。

 一方、商流プラットフォーム事業部門の1月の売上高は40百万円、前年同月比+51.4%増となった。前月である2020年12月の売上高28百万円、前年同月比+57.4%増と比較すると、増収率はやや鈍化したが、非常に高い伸び率を維持し大幅な増収となった。新型コロナ禍における巣籠り消費が引き続き拡大し、EC取引が活況であることがその背景にある。

 なお、今期4ケ月間の累計(2020年10月~2021年1月)では、全社売上高968百万円、前年同期比+19.1%の増収となった。前期の通期売上高実績に対する同期間の進捗率は31.0%であり、今期は32.3%とこれをやや上回っている。

 また、イルグルムは2月5日に、今期第1四半期(2020年10月~12月、以下、Q1)の決算と、通期の業績見通しを発表した。
 Q1の業績は、中核となるマーケティングプラットフォーム事業、商流プラットフォームともに増収増益に寄与し、全社売上高721百万円(前年同期比+23.3%増)、営業利益94百万円(同+281.6%増)、経常利益95百万円(同+279.8%増)、当期純利益61百万円(同+222.7%増)と業績は大きく伸長した。

 通期の業績については、売上高3,000百万円(前期比+14.6%増)、営業利益330百万円(同+19.2%増)、経常利益320百万円(同+22.5%増)、当期純利益210百万円(同+14.5%増)と2桁の増収、並びに増益を計画している。また、既に今期の配当計画を、一株当たり年間4.5円と発表しているが変更はない。なお、通期のセグメント別売上高・利益予想、上期の業績見込みは開示されていない。

【タイトル】

(出典)株式会社ウイルズ、(情報提供)アルファ・ウイン・キャピタル株式会社

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