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【材料】住友倉が上げ幅拡大、eコマース関連輸送の取扱い堅調で21年3月期業績予想を上方修正

住友倉 <日足> 「株探」多機能チャートより
 住友倉庫<9303>が後場上げ幅を拡大している。午後1時20分ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1870億円から1890億円(前期比1.4%減)へ、営業利益を95億円から105億円(同5.4%減)へ、純利益を72億円から81億円(同9.5%減)へ上方修正したことが好感されている。

 倉庫保管残高が堅調に推移したことやeコマース関連輸送の取り扱いが伸長したことに加えて、第3四半期に入り海運事業で輸送数量回復の動きがみられ、第3四半期累計(20年4~12月)決算が想定を上回って着地したことが要因。また、第4四半期に物流事業で引き続き文書等情報記録媒体の取り扱いやeコマース関連輸送の取り扱いが堅調に推移すると見込まれることや、海運事業で運賃水準の改善、輸送数量の回復が見込まれることも寄与する。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高1419億7900万円(前年同期比1.1%減)、営業利益79億4400万円(同6.2%減)、純利益64億9400万円(同6.3%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

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