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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):エアロエッジ、メタプラ、キオクシア

エアロエッジ <日足> 「株探」多機能チャートより
■AeroEdge <7409>  2,626円  +500 円 (+23.5%) ストップ高   本日終値
 AeroEdge<7409>がストップ高。同社は大手航空機メーカー向けにエンジン用のチタンアルミブレードを供給。26年6月期第1四半期(7~9月)の売上高は前年同期比55.7%増の11億5700万円、営業利益は同4.9倍の2億4500万円と急拡大し、事業拡大に向けて昨年に国内での量産投資を決定するなど、成長志向を鮮明にしている。大発会のこの日は外資系証券による新規カバレッジが伝わっており、強気評価が示されたとあって投資資金の流入が加速。前営業日となる12月30日の大納会で25日移動平均線にタッチした後、急速に切り返す動きをみせている。

■メタプラネット <3350>  468円  +63 円 (+15.6%) 一時ストップ高   本日終値
 メタプラネット<3350>は急伸。2025年12月30日取引終了後、ビットコイン・インカム事業の25年12月期通期の売上高見通しについて、前回予想の63億円から85億8100万円に上方修正すると発表した。これが好感された。ビットコインデリバティブに係る受取オプション料、実現損益、並びに当該ポジションに係る期末時点での評価損益を反映した。ビットコイン・インカム事業はビットコインデリバティブを活用して継続的な営業収益を創出し、中長期的なビットコインの蓄積を支援することが目的。長期保有を目的とするビットコインは同事業とは区分して管理される。あわせて、ビットコインを追加購入したことを明らかにした。購入枚数は4279ビットコインで、現在の保有枚数は3万5102ビットコインになったという。

■千代田化工建設 <6366>  834円  +99 円 (+13.5%)  本日終値
 千代田化工建設<6366>が急騰。2018年10月以来約7年3カ月ぶりの高値圏に浮上した。昨年は東洋エンジニアリング<6330>がレアアース関連のテーマで人気化したが、同じプラント関連株としてそれに追随する動きとなってきた。トランプ米政権下で化石燃料回帰の動きがみられるなか、特にLNGプラントで強みを有する同社の存在に光が当たり、海外筋など機関投資家資金の流入も観測されているもよう。トランプ米政権による南米ベネズエラへの軍事攻撃でプラント関連株には地政学リスクよりも、石油など化石燃料へのエネルギー需要拡大がポジティブな思惑として作用している。

■カバー <5253>  1,658円  +149 円 (+9.9%)  本日終値
 カバー<5253>は高い。同社が運営するVチューバー事務所「ホロライブプロダクション」が2025年12月31日、開発中のスマートフォンゲームについて正式タイトルが「hololive Dreams(ホロライブドリームス)」に決定したと発表した。あわせて同ゲームの公式Xアカウントも開設した。今後の展開に期待感が高まっているようだ。ホロドリはホロライブの音楽が楽しめるゲーム。全世界同時リリースを計画している。昨年3月に同ゲームの開発を発表した。

■東電HD <9501>  718円  +60.7 円 (+9.2%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位
 東京電力ホールディングス<9501>は大幅高。日本経済新聞電子版が5日、「東京電力ホールディングス(HD)が今後10年間で新たに11兆円超の投資が必要だと見込んでいることが分かった」と報じた。原発や再生可能エネルギーに資金を投じて、電力供給に占める脱炭素電源の比率を2040年度に6割超に高めるという。この報道が株価の刺激材料となったようだ。同社を巡っては、今月20日に柏崎刈羽原発6号機の再稼働を予定している。原発1基分の稼働(年間100億キロワットの発電)で約1000億円の収支改善効果があるとされる。これに対する期待も高まっているようだ。

■キオクシア <285A>  11,350円  +915 円 (+8.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
 キオクシアホールディングス<285A>がマドを開けて急反発。今年最初の取引日となった前週末2日の米株式市場で、キオクシアと同業でNAND型フラッシュメモリーを手掛けるサンディスク<SNDK>が、明確な材料がないなかにもかかわらず、前年末比で16%近く上昇する急騰劇をみせた。DRAMのマイクロン・テクノロジー<MU>も大幅高となっている。米国市場において半導体メモリー関連株が力強く上昇したことが大発会の東京市場においてキオクシア株の刺激材料となったもよう。半導体メモリー市況の高騰による収益拡大シナリオに対する期待感も根強く、幅広く投資マネーを誘引し株価水準を切り上げている。

■三菱重工業 <7011>  4,162円  +322 円 (+8.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位
 三菱重工業<7011>は急伸。昨年は防衛関連の旗艦銘柄として株価水準を大きく切り上げたが、12月中旬以降は上値の重い展開でフシ目の4000円台を下回る水準で軟調気味に推移した。調整によって株価面では値ごろ感が生じている。そうしたなか、直近はトランプ米政権が南米ベネズエラに対し軍事攻撃を行っていることから、地政学リスクが意識される状況にある。株式市場全般にはネガティブだが、防衛関連株の株価を刺激する材料ともなり得るだけに同社株の値動きにマーケットの視線が集まる。

■アドバンテスト <6857>  21,175円  +1,540 円 (+7.8%)  本日終値
 アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株た総じて買い優勢の展開。前週末の米国株市場では、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数こそ小幅ながら5日続落と下値模索の動きが続いたが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4日ぶりに急反発に転じている。メモリー大手のマイクロン・テクノロジー<MU>が10%を超える急騰をみせたほか、半導体製造装置世界トップのアプライド・マテリアルズ<AMAT>や半導体設計大手のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>なども4%を超える上昇となるなど大きく買い戻されており、この流れが東京市場にも波及している。東京市場の半導体主力株は昨年末にかけ信用買い残が減少傾向となっている銘柄が多く、株式需給面でプラスに働きやすい。

■放電精密加工研究所 <6469>  2,946円  +202 円 (+7.4%)  本日終値
 放電精密加工研究所<6469>が大幅高、大納会前日の12月29日につけた上場来高値2802円を上回り青空圏に再突入。2952円まで上値を伸ばし、未踏の3000円大台乗せを目前に捉えている。金属放電加工の専業だが、特殊工程認証で業界トップクラスの実力を有する。三菱重工業<7011>との資本業務提携を契機に業容拡大効果が発現しており、防衛関連株としての位置付けで注目度が高まっている。市場では「防衛装備品が収益に貢献している。特にスタンド・オフ・ミサイル関連の部品が受注の大半を占めている点が注目される」(中堅証券ストラテジスト)という。トランプ米政権による南米ベネズエラに対する軍事攻撃で目先地政学リスクが意識されていることも同社株を刺激しているもようだ。

■ダイヘン <6622>  10,660円  +670 円 (+6.7%)  本日終値
 ダイヘン<6622>が大幅反発。この日、搬送ロボット「AiTran500」が、日刊工業新聞社主催の「2025年第68回十大新製品賞」の「本賞」を受賞したと発表しており、好材料視された。十大新製品賞は該当する年に開発・実用化した新製品の中から日本の産業やものづくり、国際競争力の強化に貢献する優れた製品を厳選し表彰するもの。「AiTran500」の受賞は、生産現場や物流倉庫などのさまざまな搬送自動化ニーズに応え、業界の生産性向上と労働力不足解消に大きく寄与するものとして高く評価されたとしている。


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