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【材料】小野測器は大幅続落、第3四半期営業赤字拡大を嫌気

小野測器 <日足> 「株探」多機能チャートより
 小野測器<6858>は大幅続落している。午後1時45分ごろに発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高88億7900万円(前年同期比2.9%増)、営業損益6億9600万円の赤字(前年同期2億5900万円の赤字)、最終損益7億3600万円の赤字(同1億9600万円の赤字)と赤字幅が拡大して着地したことが嫌気されている。

 新型コロナウイルス感染症による企業活動の停滞などを受け、計測機器で主力のデータ処理装置を中心とした高額案件が低調に推移したことが響いた。また、研究開発費の増加も損益悪化につながった。

 同時に、未定としていた20年12月期通期業績予想を発表しており、売上高117億円(前期比10.2%減)、営業損益6億円の赤字(前期4億5400万円の黒字)、最終損益6億7000万円の赤字(同3億5700万円の黒字)を見込む。また、同じく未定としていた期末配当予想は5円とし、年間配当は10円(前期15円)を予定している。 

出所:MINKABU PRESS

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