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【市況】日経VI:上昇、円高など重しとなり市場心理悪化

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比+0.98pt(上昇率4.70%)の21.82ptと上昇した。なお、高値は21.86pt、安値は20.74pt。昨日の米国株式市場でダウ平均は引けにかけて急速に伸び悩んだ。この流れを引き継ぎ今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。また、外為市場で1ドル=105円近辺と昨日午後の円の高値よりさらに20-30銭ほど円高・ドル安に振れたことなどが重しとなり、日経225先物は軟調な展開となり市場心理が次第に悪化し、日経VIは概ね前日水準を上回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《FA》

 提供:フィスコ

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