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【市況】東京株式(前引け)=反発、米景気回復期待も国内政局見極めで上値重い

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 2日前引けの日経平均株価は前営業日比70円48銭高の2万3208円55銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億7991万株、売買代金概算は8831億6000万円。値上がり銘柄数は1030、対して値下がり銘柄数は1031、変わらずは110銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方から買い優勢の展開。前日の米国株市場でNYダウをはじめ主要指数が揃って上昇し、ナスダック総合指数とS&P500指数は過去最高値を更新したことを受け、主力株中心に出遅れ修正狙いの買いが流入した。米景気回復に対する期待が株高を後押ししている。ただ、国内政局などの動向を見極めたいとの思惑もあり、買い一巡後は戻り売りに押され伸び悩んだ。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はほぼ一致した。

 個別では任天堂<7974>が売買代金トップで高いほか、ブイキューブ<3681>も上昇。ファーストリテイリング<9983>が買われ、エムスリー<2413>も物色人気。ファナック<6954>も値を上げた。日本金属<5491>はストップ高に買われた。TYK<5363>、ミクシィ<2121>なども値を飛ばした。半面、KDDI<9433>が軟調、オリエンタルランド<4661>が下落した。日本化薬<4272>が急落、日本ケミコン<6997>も大幅安となった。菱洋エレクトロ<8068>が下値模索となり、アトラ<6029>も利食われた。

出所:MINKABU PRESS

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