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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―


■ダントーHD <5337>  119円 (+30円、+33.7%) ストップ高

 東証1部の上昇率トップ。ダントーホールディングス <5337> がストップ高の119円に買われ、約6ヵ月ぶりに年初来高値を更新した。13日の取引終了後、米国住宅金融会社SREモーゲージ・アライアンス(カリフォルニア州)の第三者割当増資を引き受け、同社を連結子会社化すると発表しており、これが好材料視された。今回のSREモーゲージ社の子会社化は、「建設用陶磁器等事業」「不動産事業」に附随する住宅について金融の側面から成長戦略を見出し、グループの企業価値向上を図るのが狙い。取得価額は1400万ドル(約14億9600万円)で、議決権所有割合で50.0%を所有することになる。なお、20年12月期業績への影響は軽微としている。またダントーHDは、株式取得資金に当てるため投資有価証券を売却するとしており、それに伴い20年12月期第3四半期に投資有価証券売却益2億5000万円を特別利益として計上するとあわせて発表している。

■インタライフ <1418>  236円 (+50円、+26.9%) ストップ高

 インターライフホールディングス <1418> [JQ]がストップ高。同社は大型商業施設などを中心に内装工事を手掛けるが足もとの業績は好調で、13日取引終了後に発表した21年2月期第1四半期(3-5月)決算は営業利益が前年同期比2.2倍の3億6200万円と急拡大、対通期進捗率は90%を超えており、通期見通しも上方修正される可能性が高まっている。売上高は前年同期実績を下回っているものの、不動産仲介案件の成約が寄与して利益の伸びが顕著となっている。

■ライク <2462>  1,497円 (+209円、+16.2%)

 東証1部の上昇率3位。ライク <2462> が続急騰。一時、前日比241円(18.7%)高の1529円に買われた。13日の取引終了後に発表した20年5月期連結決算が、売上高510億7200万円(前の期比6.9%増)、営業利益20億円(同14.5%増)、純利益17億9300万円(同12.4%増)と2ケタ営業増益となったことが好感された。子育て支援サービスは人件費が増加したことでセグメント営業利益が減益となったものの、注力業界の変更を図った総合人材サービスや、新規開設と利用者数が増加した介護関連サービス事業が伸長し業績を牽引した。なお、21年5月期業績予想は、ライクキッズ <6065> に対するTOBを実施しているため見通しが立ち次第開示するとしている。

■WNIウェザ <4825>  3,925円 (+390円、+11.0%)

 東証1部の上昇率7位。ウェザーニューズ <4825> が続急騰。一時11.7%高の3950円まで買われた。13日取引終了後、21年5月期の連結業績予想について売上高192億円(前期比6.9%増)、営業利益23億円(同0.8%増)、純利益17億円(同4.4%増)と発表しており、これが好感された。BtoB市場では、航海・航空気象市場を中心に販売進捗の遅れが予想されるものの、各市場における極端気象に対応したサービスの投下を通じ、堅調に成長する見通し。またBtoS市場においては、配信コンテンツの充実やテレビCMなどの認知度向上により、トラフィック増加に伴うスマートフォン向けサービス売上や広告売上の成長を見込んでいる。なお、20年5月期決算は売上高179億5300万円(前の期比5.3%増)、営業利益22億8000万円(同11.5%増)、純利益16億2900万円(同18.8%増)となった。

■キャンドゥ <2698>  2,392円 (+229円、+10.6%)

 東証1部の上昇率8位。キャンドゥ <2698> は大幅高で4連騰し、年初来高値を更新した。13日の取引終了後、20年11月期の連結業績予想について、売上高を737億5000万円から743億円(前期比4.2%増)へ、営業利益を12億円から14億6000万円(同22.4%増)へ、純利益を2億3000万円から4億2000万円(同29.2%増)へ上方修正したことが好感された。 新型コロナウイルス感染症の影響によりテナントとして入る商業施設の休業に伴う店休や営業時間の短縮、新規出店時期の延期などの減少要因があった一方、需要の高まっている衛生関連商品などの販売を強化するとともに、生活必需品の継続供給に努めていることが売上高を押し上げる。また、一部の商業施設が休業したことに伴い、上期に水道光熱費や賃料などの固定費が減少したことも寄与する。

■アクサスHD <3536>  114円 (+10円、+9.6%)

 アクサスホールディングス <3536> [JQ]が続休診。14日午後1時30分ごろ、20年8月期の連結業績予想について、営業利益を3億600万円(前期比68.3%増)へ、最終利益を3億5800万円(前期4200万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。外出自粛の影響を受けたスポーツ関連用品や、飲食店や業務用酒販卸への酒類などの販売が減少した一方、新型コロナウイルスの感染予防対策の需要による衛生用品や、ステイホーム下においてライフスタイルを豊かにする雑貨、インテリア、DIY、ガーデニング用品などの販売が増加していることを受けて、売上高は従来予想の134億400万円(同0.5%増)を据え置いたが、小売セグメントの販売施策の見直しなどによる販管費の合理化などが寄与し、利益は上振れる見通しという。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年9月-20年5月)決算は、売上高91億4500万円(前年同期比9.4%減)、営業利益2億3800万円(同93.2%増)、最終利益3億2400万円(同6.4倍)だった。

■エヌピーシー <6255>  378円 (+33円、+9.6%)

 エヌ・ピー・シー <6255> [東証M]が続急伸。太陽電池製造装置を展開し米国で需要獲得が進み豊富な受注残を確保している。13日取引終了後に発表した、20年8月期第3四半期(19年9月-20年5月)決算は売上高が前年同期比14%増の38億600万円、営業利益が25%増の3億6900万円といずれも高水準の伸びを示しており、これを評価する買いが流入した。増収効果に加え、販管費の減少などが利益を押し上げる格好となっている。通期予想PERは11倍弱と指標面からも割高感に乏しい。

■ジェーソン <3080>  787円 (+63円、+8.7%)

 ジェーソン <3080> [JQ]が3連騰し年初来高値を更新。13日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を245億円から255億円(前期比4.6%増)へ、営業利益を6億9000万円から10億円(同33.9%増)へ、純利益を4億4000万円から6億3000万円(同27.9%増)へ上方修正したことが好感された。上期において、新型コロナウイルス感染症の影響により、感染防止対策商品やグローサリーを中心とした巣ごもり関連商品の売り上げが増加していることが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(3-5月)決算は、売上高71億900万円(前年同期比18.4%増)、営業利益5億2100万円(同2.2倍)、純利益3億2900万円(同2.1倍)だった。

■ヴィッツ <4440>  2,449円 (+194円、+8.6%)

 ヴィッツ <4440> [東証M]が大幅続伸。13日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、7月31日付で東証マザーズから東証1部へ市場変更されることになったと発表しており、TOPIX連動ファンドなどによる買い需要発生を先取りする形で買いが入った。同社は、自動車関連の組み込みソフトウェア開発が主な事業。また同日には、第3四半期累計(19年9月-20年5月)連結決算も発表しており、売上高16億4700万円(前年同期比6.6%減)、営業利益2億4600万円(同11.5%増)、純利益1億5900万円(同21.6%増)と2ケタ営業増益となったことも好感された。新型コロナウイルス感染症の影響により、海外向けの開発の一部で縮小や中止・延期などが発生した影響で売上高は減収となったが、CASE対応に伴う自動運転を中心とした各種開発への需要は高止まりの状況にあるほか、組み込みシステム事業で前期上期に抱えていた不採算案件が解消されたことなどが利益を押し上げた。なお、20年8月期通期業績予想は、売上高23億700万円(前期比0.3%増)、営業利益3億3000万円(同31.3%増)、純利益2億400万円(同11.1%減)の7月3日に発表した修正予想を据え置いている。同時に、16万株の立会外分売を実施すると発表した。分売予定期間は7月21日から28日で、分売値段は分売実施日前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定。東証1部への市場変更における形式要件を充足することを目的としているという。

■アミファ <7800>  773円 (+60円、+8.4%)

 アミファ <7800> [JQ]が大幅続伸。13日の取引終了後にキャンドゥ <2698> が20年11月期業績予想を上方修正したほか、10日にはワッツ <2735> が20年8月期業績予想を上方修正しており、100円ショップ大手が相次いで今期業績予想を上方修正したことから、100円ショップ向け雑貨の企画・販売を主な事業とする同社にも、業績面での思惑的な買いが向かったようだ。

■三光合成 <7888>  277円 (+20円、+7.8%)

 三光合成 <7888> が大幅続伸。13日の取引終了後に発表した21年5月期連結業績予想で、売上高510億円(前期比0.6%増)、営業利益8億円(同15.3%増)、最終利益2億円(黒字転換)を見込むことが好感された。新型コロナウイルス感染症の世界的流行の長期化が懸念されるものの、より付加価値の高い製品や金型の受注活動を積極的に行うことで業績向上を図る見通しだ。なお、20年5月期決算は、売上高507億1600万円(前の期比8.0%減)、営業利益6億9400万円(同69.2%減)、最終損益4億600万円の赤字(前の期13億5200万円の黒字)だった。

■クリエイトS <3148>  3,730円 (+255円、+7.3%)

 クリエイトSDホールディングス <3148> が続急伸し年初来高値を更新した。13日の取引終了後に発表した21年5月期連結業績予想は、売上高3337億円(前期比4.4%増)、営業利益165億2000万円(同7.2%減)、純利益112億9000万円(同7.9%減)と増収減益を見込むものの、年間配当は前期比2円増の42円を予定しており、連続増配予想を好感した買いが入った。なお、20年5月期決算は、売上高3195億8800万円(前の期比11.6%増)、営業利益177億9300万円(同24.9%増)、純利益122億5400万円(同26.1%増)だった。

■サイバダイン <7779>  477円 (+28円、+6.2%)

 CYBERDYNE <7779> [東証M]が4日ぶり急反発。13日の取引終了後、HAL医療用「単関節タイプ」について、7月8日付で第三者登録認証機関より医療機器としての認証を取得し、10日付で厚生労働省に保険申請を行ったと発表したことが好感された。同製品は、ヒジやヒザなど装着部位に適したアタッチメントをメインユニットと組み合わせて、各関節の集中的なリハビリテーションを提供するもの。患者の身体状態に合わせて臥位、座位、立位などさまざまな姿勢でのリハビリテーションが可能なほか、コンパクトな設計により持ち運びが容易であるため、幅広い環境でリハビリテーションを行うことができるのが特徴としている。なお、同社では7月15日から受注を開始し、保険適用後に出荷するとしている。

■ワイヤレスG <9419>  819円 (+46円、+6.0%)

 ワイヤレスゲート <9419> が続急伸。14日は一時118円高の891円まで買われる人気となった。2月13日につけた年初来高値827円を大幅に上回り新高値圏に突入した。複数の通信会社から回線を借りて公衆無線LANやWiMAXサービスを展開するが、テレワークが浸透するなか、ネット接続需要の拡大が収益環境に強い追い風をもたらしている。株式需給面では、ここゴールドマン・サックス経由で空売り残高が急増しており、これが踏み上げ相場の動きを演出する形となっている。

■ナビタス <6276>  404円 (+21円、+5.5%)

 ナビタス <6276> [JQ]が一時15%を超える上昇で444円まで上値を伸ばし、取引時間中としては6月23日以来約3週間ぶりの高値水準を回復した。ホットスタンプ印刷など特殊印刷機メーカーで、その技術力を多方面で生かしている。独自のアルゴリズムを使った画像検査装置「ナビタスチェッカー」は印刷が正しく表示されているかどうかを高速高精度で検査するもので、多くの業界から引き合いが旺盛、会社側ではグローバル展開も視野に入れている。今年2月にはソフトウェア開発企業を連結子会社化して画像検査事業の強化を図っている。

■ビザスク <4490>  2,150円 (+111円、+5.4%)

 ビザスク <4490> [東証M]が3日続伸。14日付の日経XTECHで「同業の米DeepBench(ディープベンチ)と資本業務提携することが2020年7月14日までに日経クロステックの取材で分かった」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、海外のアドバイザーネットワークを拡充するのが狙いという。報道に対して会社側では「当社が発表したものではない。同社に対してSAFE(将来株式取得略式契約書)を用いた投資を検討していることは事実だが、14日開催予定の取締役会に付議する予定だ」とコメントしている。

■コーナン商事 <7516>  3,810円 (+190円、+5.3%)

 コーナン商事 <7516> が続急伸し連日の年初来高値更新となった。13日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)連結決算が、売上高1137億9100万円(前年同期比29.5%増)、営業利益108億3000万円(同68.4%増)、純利益70億5400万円(同70.0%増)と大幅増益となったことが好感された。ホームセンターコーナンを2店舗、コーナンプロを3店舗を出店したことに加えて、新型コロナウイルス感染症の影響でマスクやアルコール消毒液などの感染対策商品の需要が増えたという。また、外出自粛要請による家庭内需要や在宅勤務の拡大により、オフィス家具やOA機器、DIY用品、園芸用品、家具、家庭用殺虫剤などの商材の需要も増えたとしている。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高4034億円(前期比7.7%増)、営業利益205億円(同2.2%増)、純利益120億円(同1.4%増)だった。

■F-ブレイン <3927>  1,531円 (+60円、+4.1%)

 フーバーブレイン <3927> [東証M]が大幅反発、一時8.4%高の1595円まで上値を伸ばす場面があった。中小企業向け中心にマルウェア対策など情報セキュリティーシステムを提供する。ここ企業のIT投資需要が活性化するなかサイバー攻撃への対応ニーズも高まっており、同社の収益機会拡大につながっている。13日取引終了後に発表した6月の月次売上高は前年同月比46.1%増と大幅な伸びを達成、3ヵ月連続で前年実績を上回っており、これを材料視する買いを呼び込んでいる。

■GFA <8783>  225円 (+5円、+2.3%)

 GFA <8783> [JQ]が続伸。低位株物色人気に乗って6月下旬に3日連続ストップ高を演じるなど急激な上昇をみせた後調整を入れていたが、株価は目先200円台前半で煮詰まっていた。14日は満を持して上値追いを再開する動きとなった。不動産流動化ビジネスを展開するが、13日取引終了後、子会社を通じてeスポーツ大会やイベントの企画運営及び選手のマネジメントを行う施設作りに着手したことを発表し、これが材料視された。日本最大級のナイトクラブ「CLUB CAMELOT」が新たなeスポーツ会場を始動させる計画で、近日中に大型ゲームイベント決勝戦への会場提供を予定しているという。これによる業容拡大に期待した買いを誘導した。

※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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