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【材料】日精線は急反発、高採算品の増加などで20年3月期業績は営業利益が計画上振れ

日精線 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本精線<5659>は急反発している。前週末17日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、営業利益が18億円から19億5000万円(前の期比45.1%減)へ、純利益が12億5000万円から14億円(同46.9%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。

 売上高は、ステンレス鋼線部門が需要減少により計画を下回った一方、在庫調整局面にあった半導体市場が拡大に転じたことから超精密ガスフィルター(ナスクリーン)の売上高が計画を上回り、全体として計画通りの350億円(同9.7%減)となった。一方、利益はコスト削減活動の徹底と高採算品の売り上げ増加などが寄与し計画を上振れたという。

出所:MINKABU PRESS

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