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【材料】科研薬は反落、20年3月期業績予想を上方修正も全般安のなか反応限定的

科研薬 <日足> 「株探」多機能チャートより
 科研製薬<4521>は反落している。前週末27日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を223億円から260億円(前期比5.7%増)へ、純利益を161億円から186億円(同4.6%増)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたが、全般安にあって市場の反応は限定的のようだ。

 関節機能改善剤アルツや高脂血症治療剤リビディルなど長期収載品の売り上げが計画に比べて減少していることから、売上高は929億円から890億円(同5.5%減)へ下方修正したが、研究開発費などが想定を下回る見通しであることが利益を押し上げるとしている。

出所:MINKABU PRESS

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