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【通貨】来週の為替相場見通し=米中経済指標に注目

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米国と中国の経済指標が注目されそうだ。予想レンジは1ドル=107円50~111円00銭。

 この週は、資産現金化に伴うドル買い需要が一服するなか、一時108円前半へドル安・円高が進んだ。特に、26日に発表された米新規失業保険申請件数は328万件と過去最多に急増した。米国の景気悪化懸念が膨らむなか、ドル安・円高が進行した。来週は注目経済指標の発表が相次ぐ。4月1日には国内で3月日銀短観が発表される。また、海外では1日に米3月ADP雇用統計、同ISM製造業景況感指数、3日に同ISM非製造業景況感指数、そして同雇用統計が公表される。特に米3月雇用統計は、非農業部門雇用者数が10万人前後の減少が予想されている。ただ、足もとの経済指標の悪化は新規失業保険申請件数で、ある程度は織り込んだとの見方もある。注目されるのは31日に発表される中国3月製造業PMIだ。その内容が回復傾向を示せばマーケットは好感する可能性がある。

米国の景気悪化が懸念される一方、東京の新型コロナウイルス感染者数の拡大が警戒されている。状況次第で首都圏封鎖の可能性も指摘されるなか、円高の余地は限られるそうだ。こうしたなか、ドル円相場は109円前後での一進一退が予想される。




出所:MINKABU PRESS

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