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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

ビットワンG <日足> 「株探」多機能チャートより

■ビットワンG <2338>  340円 (+80円、+30.8%) ストップ高

 ビットワングループ <2338> [東証2]がストップ高。同社は19日、IBOテレコム(香港)と 5Gネットワークサービス事業を立ち上げることを目的に、合弁契約を締結する交渉を開始するための覚書を結んだと発表。今後の事業展開が期待されているようだ。両社は、中国の医療機関に5G基幹設備や5Gネットワーク設計・実装サービスなどを提供するほか、日本でも5G基幹設備を販売し、各種サービスを提供する計画。詳細については今後両社で交渉し、法的拘束力のある合弁契約を締結する予定だとしている。

■ブイキューブ <3681>  666円 (+100円、+17.7%) ストップ高

 東証1部の上昇率2位。ブイキューブ <3681> がストップ高。同社はウェブ会議など遠隔地の相手を映像でつなげるシステムを提供、テレワーク関連の切り口で物色人気化し、小型株ながら日々の売買高の大きさで異彩を放っている。株価は荒い値動きだが、19日は1000万株近い商いをこなし需給相場の様相に。同社は19日取引終了後、感染症懸念から中止・延期となるイベントをオンラインで実施できるライブ配信サービスを強化することを発表、20日はこれを材料視する形で買いが優勢となっている。

■ミサワ <3169>  774円 (+100円、+14.8%) ストップ高

 東証1部の上昇率3位。ミサワ <3169> がストップ高。19日大引け後、20年1月期の連結経常利益を従来予想の5億6500万円→8億1700万円に44.6%上方修正。増益率が57.4%増→2.3倍に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。家具・インテリアで既存の人気シリーズや新商品のソファなどの販売が堅調に推移するなか、セール期間中に正価商品の販売が伸びたことに加え、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動が想定より早く収束したことが収益を押し上げた。

■AOITYO <3975>  741円 (+72円、+10.8%)

 東証1部の上昇率4位。AOI TYO Holdings <3975> が急反騰。19日大引け後に発表した19年12月期の連結最終損益は12.8億円の赤字(前の期は19.5億円の黒字)に落ち込んだものの、続く20年12月期は14億円の黒字に急浮上する見通しとなったことが買い材料視された。今期は動画広告事業で採算を重視した選別受注を進める。前期に計上したソフトウェアや業績不振な子会社の整理に絡む損失が減少するほか、投資有価証券評価損がなくなることも黒字浮上の要因となる。

■ピーエイ <4766>  215円 (+16円、+8.0%)

 ピーエイ <4766> [東証2]が続急伸。19日大引け後に発表した19年12月期の連結経常利益は前の期比66.0%減の1700万円に落ち込んだものの、続く20年12月期は前期比7.1倍の1億2000万円に急拡大する見通しとなったことが買い材料視された。今期は情報サービス事業で引き続きWEB求人メディアを強化するほか、地方創生事業では前期に予定していた西小山の商業施設の開業が業績に貢献する見込みだ。なお、従来3円を計画していた前期の期末一括配当を見送るとし、今期も無配を継続する方針とした。

■ファイズHD <9325>  808円 (+58円、+7.7%)

 東証1部の上昇率9位。ファイズホールディングス <9325> が大幅4日続伸、前週に連日のストップ高配分で一気に水準を切り上げた後も目先筋の利益確定売りをこなし、更に上値を指向している。EC事業者向けの荷物の取り扱いを主力としているが、新型肺炎への警戒が強まるなか、巣ごもり消費関連としてのテーマ性に加え、米アマゾンを主要顧客としていることが注目され人気化素地を開花させている。業績も足もと回復色が強い。19年4-12月期は営業損益が1億9200万円の黒字となったが、上期段階では赤字だった。10-12月期の改善が際立ったことはポジティブ材料となっている。

■CRGHD <7041>  889円 (+51円、+6.1%) 一時ストップ高

 CRGホールディングス <7041> [東証M]が急反発、一時ストップ高に買われた。20日付の毎日新聞朝刊で、「新型コロナウイルスの感染症について、厚生労働省が一般の人から電話相談を受け付けるコールセンターへの問い合わせが殺到している」と報じられており、コールセンターへ人材を派遣する同社に思惑的な買いが入ったようだ。

■JCRファ <4552>  11,030円 (+620円、+6.0%)

 JCRファーマ <4552> が全体波乱含みの地合いにあって続急伸、1万1000円台に乗せ上場来高値を更新した。全体相場が新型肺炎の感染拡大に対する懸念で荒い値動きを強いられるなか、バイオ関連の一角は直接影響を受けないセクターとして資金シフトの対象となっている。同社はホルモン製剤を収益の主力にバイオシミラーにも展開し、遺伝子組み換え分野での技術蓄積に評価が高い。主力の遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」や腎性貧血治療薬「エポエチンアルファ」、更に健康な人の骨髄から抽出した間葉系幹細胞を使った細胞医薬品「テムセル」などが牽引し、20年3月期は増収増益を確保する見通し。今月13日には、開発中の遺伝子難病「ライソゾーム病」のハンター症候群を標的とする治療薬候補について、最終段階の臨床試験の中間解析結果が良好だったことを発表、これが株価を強く刺激する格好となった。同治療薬は独自技術を活用し医薬品の有効成分を脳内に直接届ける世界初の新薬として期待され、実用化が待たれている。

■キャリアリンク <6070>  584円 (+27円、+4.9%)

 キャリアリンク <6070> が大幅続伸。19日大引け後、20年2月期の連結経常利益を従来予想の5.9億円→6.4億円に7.6%上方修正。増益率が2.1倍→2.2倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。米中貿易摩擦による中国経済の減速を背景に、製造系人材サービスの受注が若干減少するものの、業務効率化や事務所移転による賃借料の削減に加え、システム投資や人材採用にかかる費用を抑制したことが利益を押し上げる。

■ヒーハイスト <6433>  300円 (+12円、+4.2%)

 ヒーハイスト精工 <6433> [JQ]が大幅続伸。19日大引け後、発行済み株式数(自社株を除く)の2.69%にあたる17万株(金額で4896万円)を上限に、2月20日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。

■エクストリム <6033>  2,558円 (+101円、+4.1%)

 エクストリーム <6033> [東証M]の上げ足が止まらず、一時6.3%高の2612円まで上値を伸ばした。20日で9連騰となるが、この間に株価は33%の上昇となった。スマートフォンゲーム開発企業やWeb・IT企業への技術者派遣及び受託開発業務が好調、スマホゲーム「ラングリッサー」のロイヤルティー収益は韓国向けで高水準、依然として同社の業績に大きく貢献している。株価は2000円台後半から3000円までの滞留出来高の少ない真空地帯に入っており、今後も急騰習性を発揮する可能性がある。今20年3月期営業利益は13億6300万円と前期比44%増益を予想。高成長のゲーム関連株にしては珍しく株主還元に前向きで、今期は前期実績に13円増配となる34円を計画している。

■小僧寿し <9973>  30円 (+1円、+3.5%)

 小僧寿し <9973> [JQ]が4日続伸。19日の取引終了後、20年12月期連結業績見通しについて、売上高69億4600万円(前期比19.6%増)、営業損益3600万円の黒字(同1億9500万円の赤字)、最終損益2600万円の黒字(同1億1600万円の赤字)と11期ぶりに最終損益の黒字転換を見込んでおり、これを好感した買いが流入した。持ち帰り寿し業界の競争激化のなか、主力の「小僧寿し」において、引き続き前期にスタートした「お寿司」に「からあげ」、「てんぷら」「とんかつ」などのデリカ商材を加えた新業態の推進や、宅配を展開する子会社のデリズの出店加速などによる業容拡大を図る。なお、同時に発表した19年12月期業績は、売上高58億400万円(前の期比5.2%増)、営業損益1億9500万円の赤字(同5億9100万円の赤字)、最終損益1億1600万円の赤字(同16億7800万円の赤字)だった。

※20日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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