【特集】「コロナウイルス」が2位にランク、感染者数急増を受けリスクを再認識<注目テーマ>
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 マスク
2 コロナウイルス
3 5G
4 テレワーク
5 半導体製造装置
6 ソーシャルゲーム
7 半導体
8 人工知能
9 インフルエンザ関連
10 ワクチン療法
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「コロナウイルス」が2位となっている。
きょうの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まり、一時前日比224円安の2万3603円に下落する場面があった。中国当局が13日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者数が、認定基準の変更もあって新たに1万4000人強増加したと発表したことに加えて、日本国内で初の死者が出たことで改めて経済や企業業績への警戒が強まっている。
こうしたなか、政府が朝方、新型肺炎拡大に関する肺炎対策の緊急対策として、19年度予算の予備費から103億円を支出することを閣議決定したことがメディアを通じて伝わった。品薄が続いているマスクの需給緩和や検査キット、ワクチン開発などを支援する。先日発表された政府の緊急対策の第1弾では、打撃を受けた中小企業支援のため、日本政策金融公庫に5000億円の緊急貸し付け・保証枠を設けたが、13日には、予備費を含む総額153億円の対応策を取りまとめた。
これらを受けて、新型肺炎対策の関連銘柄が改めて人気化している。川本産業<3604>、興研<7963>、重松製作所<7980>、マナック<4364>、昭和化学工業<4990>、中京医薬品<4558>、キョーリン製薬ホールディングス<4569>などが急上昇しているほか、大木ヘルスケアホールディングス<3417>、大幸薬品<4574>、ニイタカ<4465>、タカラバイオ<4974>なども注目されている。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2020年02月14日 12時28分