【特集】「ドローン」が24位にランクイン、規制改革会議でも普及拡大に向けた規制見直し検討<注目テーマ>
住友商 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 マスク
2 コロナウイルス
3 5G
4 テレワーク
5 インフルエンザ関連
6 人工知能
7 ソーシャルゲーム
8 ワクチン療法
9 半導体
10 教育ICT
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドローン」が24位に上昇している。
近年、ドローン技術の進展はめざましく、さまざまな分野でドローンの活用が広がっているが、一方で既存の規制により、普及を妨げているとの指摘がある。これを受けて政府の規制改革推進会議は、デジタル社会に対応する規制のあり方の議論のなかで、人工知能(AI)やドローンの普及拡大をにらみ、医療・介護やインフラ点検の分野で対面確認を求める規制の見直しを訴える方針のようだ。特にドローンの活用が期待されるインフラ点検の分野では、現在は補助的な作業に限りデジタル技術の活用が認められているが、作業の負担を減らすために、本来業務である目視点検や打音検査などをドローンやセンサーで代替することを検討中だという。
また、住友商事<8053>は10日、ソニー<6758>とZMP(東京都文京区)の共同出資会社でドローン開発スタートアップのエアロセンス(東京都文京区)と、ドローンを活用した建設現場の3次元測量の普及に向けた資本・業務提携を結んだと発表した。大手商社である住友商の営業網を活用することで、建設現場におけるドローンの普及拡大が進むとみられている。前述の規制緩和の検討と並び、ドローン関連ビジネスへの恩恵が期待されている。
この日の関連銘柄の動きでは、関連銘柄の代表的銘柄であるドーン<2303>が上昇。ビーマップ<4316>、トプコン<7732>なども高い。
出所:MINKABU PRESS