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【通貨】「ビットコインの本源的価値は10,456ドル」=Capriole Investment【フィスコ・ビットコインニュース】


ビットコイン(BTC)の「本源的な価値」を試算する取り組みはいくつか存在するが、ここではその中からビットコインの供給増加率、新規発行にかかるエネルギー効率などを用いた試算を紹介したい。

ビットコインデジタル資産運用を行っているCapriole Investmentは、2019年12月11日時点におけるビットコインの妥当価格を10,456米ドル(約114万円)と試算している。

このCaprioleによる試算方法では、BTC価値=Energy Input / Supply Growth Rate * f = Joules In * (2*10^-15) としており、説明変数としてマイニング(仮想通貨の新規発行や取引承認に必要となる計算作業)のエネルギー効率、ビットコインのハッシュレート(マイニンする際の速度)、BTC供給増加率、法定通貨要因が使用されている。

Capiroleによる試算ではビットコインの本源的な価値は2010年から2011年の間に高騰し、2011年以降は2019年まで基本的にはゆるやかな上昇を続けている。ビットコインには様々なアセットクラスと相関せず、ボラティリティが高いという特徴があり、ポートフォリオの一部として検討する価値のあるアセットと見ることができる。

《SI》

 提供:フィスコ

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