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【材料】日東紡は新値追い、固定資産の譲渡やスペシャルガラス生産設備増強が買い手掛かり

日東紡 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日東紡績<3110>が続伸し、新値追いとなっている。同社は24日取引終了後に、兵庫県伊丹市で保有する固定資産(伊丹生産センターの遊休部分)を譲渡すると発表。売買契約締結はあす26日、所有権移転は来年4月30日を予定し、譲渡益約30億円を21年3月期第1四半期に特別利益として計上するとしており、これが買い手掛かりとなっているもよう。

 また同日には、スペシャルガラスの国内生産設備を増強することも公表。高速大容量のデータ処理に役立つスペシャルガラスの需要が高まっていることが背景にあり、自社の福島工場やグループの富士ファイバーグラスに溶融炉を新設するほか、日東グラスファイバーの溶融炉を定期修繕にあわせて増強を行い、来秋以降順次稼働させるとしている。

出所:MINKABU PRESS

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