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【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (10月31日)

株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

「米国株高もあり底堅いか!?」

 本日の 日経平均株価は、底堅い展開となる公算です。

 NYダウは115ドル高と反発して引けております。

 FOMCでは年内の利下げ打ち止めが示唆されたものの、FRB議長発言を受けて米国株式市場が高く終えたことや、好調な米企業決算が株価を支えることになりそうです。

 なお、ドル/円は108円70銭台で推移しています。

 本日の日経先物は、2万2900円台で寄り付くことが想定され、上値は2万2950円を持続的に回復維持できれば2万3000円を示現、下値は2万2850円を持続的に割り込むと2万2800円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

 方向性は、「押し目買い」を想定しております。

 よって、下げれば「押し目買い」からのスキャルピングが良さそうに思います。

 15分足、60分足→押し目買い
 4時間足、日足→押し目買い

 日経平均株価が2万2840円以上のレートで引けるかどうかに注目しております。

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【注目レート】

第一上値抵抗 2万2930円
第二上値抵抗 2万3010円
第三上値抵抗 2万3070円

第一下値サポート 2万2780円
第二下値サポート 2万2720円
第三下値サポート 2万2640円

 一般的には、下値支持(抵抗)の第一、第二が「買いポイント」、上値抵抗の第一、第二が「売りポイント」になります。上値、下値ともに第三抵抗をブレイクポイントとし、このポイントをブレイクしたということはトレンドが発生したとみなし、ドテンのサインと見ることが多いものです。

 このレートだけ活用するというよりは、あくまで値動きなどの目安としています。

 また、方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)で手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

 資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れていくよういにしましょう!

 さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がないため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

10月31日(木)

【国内】
★日銀金融政策決定会合、終了後に政策金利を発表
★黒田日銀総裁が記者会見(15:30)
□日銀10月経済・物価情勢の展望(展望レポート)
□週間対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50)
★9月鉱工業生産(8:50)
□9月建機出荷(12:00)
□9月自動車輸出実績(13:00)
□9月新設住宅着工戸数(14:00)
□10月消費動向調査(14:00)
□9月外国為替平衡操作の実施状況(19:00)
□ハロウィン

【海外】
★中国10月製造業PMI(10:00)
□中国10月非製造業PMI(10:00)
□ユーロ圏9月失業率(19:00)
□ユーロ圏7-9月期GDP(19:00)
□ユーロ圏10月消費者物価指数(19:00)
★米国9月個人所得(21:30)
★米国9月個人消費支出(21:30)
□米国週間新規失業保険申請件数(21:30)
□米国10月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
★英国のEU離脱期限
□ASEAN+3(日中韓)首脳会合(バンコク、~11月4日)

【海外決算】
[米]ブリストル、セルジーン、エスティ・ローダー、クラフト・ハインツ、アルトリア、ピンタレスト、アリスタネットワークス/[欧]フィアット・クライスラー、ロイヤル・ダッチ・シェル/[韓]サムスン電子、ネイバー

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

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