【市況】東京株式(前引け)=売り優勢、米景気への懸念でリスク回避の流れに
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きょう前場の東京市場は売り優勢の展開だった。米ISM製造業景況感指数が市場予想を下回る低調で前日の米株市場が大きく下落したことが嫌気された。外国為替市場で1ドル=107円台後半と円高に振れたことも買いを手控えさせた。香港株などアジア株市場が総じて軟調に推移していることも市場のセンチメントを冷やしている。個別物色意欲は根強く、値上がり銘柄も900を超えているが、全体売買代金は1兆円台に届かなかった。
個別ではソフトバンクグループ<9984>が安く、キーエンス<6861>も大きく値を下げた。東京エレクトロン<8035>、日本電産<6594>なども下落した。THK<6481>、マキタ<6586>が大幅安、楽天<4755>も売られた。半面、ファーストリテイリング<9983>がしっかり、神戸物産<3038>が大幅高。オルトプラス<3672>、コロプラ<3668>なども物色人気。エーアイテイー<9381>がストップ高、アトラ<6029>も一時値幅制限いっぱいに買われた。
出所:MINKABU PRESS
最終更新日:2019年10月02日 12時33分