【市況】東京株式(前引け)=買い優勢も伸び悩む展開に
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は買い優勢で始まり、日経平均は一時2万1400円台まで上値を伸ばしたが、前場後半は上げ幅を縮小する展開となった。米中貿易協議が進展することへの期待感や為替のドル高・円安基調を背景にリスク選好の流れが続いたが、上値も重かった。海外ファンド筋の先物買いで朝方は下値を切り上げたが、医薬品やサービス、不動産など内需株に売りが出て上値を押さえる形となった。売買代金は1兆円を上回った。
個別ではソフトバンクグループ<9984>がしっかり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも高い。ファーストリテイリング<9983>も堅調。トヨタ自動車<7203>が買い優勢、ファナック<6954>も値を上げた。ノムラシステムコーポレーション<3940>、アトラ<6029>は一時ストップ高に買われ、スルガ銀行<8358>も活況高。半面、ソニー<6758>が軟調、オリエンタルランド<4661>も安い。第一三共<4568>が売られ、資生堂<4911>も値を下げた。ライク<2462>が急落、gumi<3903>も大幅安。ラクスル<4384>も売られた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)