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【材料】ヤマハは急騰、第3四半期決算16%営業増益と500万株を上限とする自社株買いを好感

ヤマハ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ヤマハ<7951>は急騰。5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年4~12月)連結決算が、売上高3338億9900万円(前年同期比1.6%増)、営業利益480億8800万円(同16.0%増)、純利益367億2400万円(同25.9%減)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。

 アコースティックピアノは中国向け2ケタ成長が継続したほか、北米などでの販売も好調に推移。デジタルピアノと管楽器は海外の全地域で売り上げを伸ばしたほか、中国・北米向けギターも伸長し、これら楽器事業が業績を牽引した。なお、前年同期にヤマハ発動機<7272>株式の一部売却による投資有価証券売却益を計上した反動で純利益は減益となった。

 同時に発表した19年3月期通期業績予想は、部品・装置事業の減収見通しにより売上高を4420億円から4400億円(前期比1.6%増)へ下方修正したが、営業利益は550億円(同12.6%増)、純利益は400億円(同26.4%減)の従来見通しを据え置いている。

 また、500万株(発行済み株数の2.75%)、または200億円を上限とする自社株買いを実施するとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。取得期間は2月6日から7月31日までで、株主還元と資本効率の向上を図ることを目的としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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