【材料】<動意株・1日>(前引け)=小林製薬、保土谷化、ニチイ学館
小林製薬 <日足> 「株探」多機能チャートより
保土谷化学工業<4112>=大幅高。同社は1月31日取引終了後に、19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の連結決算を発表。経常利益は23億8600万円(前年同期比33.4%減)ととどまったものの、通期計画23億円を超過した。売上高は268億2200万円(同4.7%減)で着地した。機能性色素事業はイメージング材料や有機EL材料が減収となった半面、デジタル家電向けアルミ着色用染料は引き続き堅調に推移。機能性樹脂事業はウレタン原料やタイヤ用途向けの材料などが底堅さを維持した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
ニチイ学館<9792>=ストップ高カイ気配。同社は1月31日の取引終了後、教育事業の構造改革を発表し、COCO塾ジュニアの本部校およびサテライト教室の全教室と、Gaba LS(旧COCO塾教室)の一部を閉鎖するとしており、これによる業績改善への期待から買いが入っている。閉鎖するのは、「COCO塾ジュニア」の本部校全72教室およびサテライト教室の全101教室と、Gaba LSのCOCO塾ジュニア内併設LS72校のうち51校で、3月31日付で実施する。なお、教室閉鎖にかかる費用などは現在精査中で、19年3月期業績予想の修正が必要な場合は速やかに開示するとしている。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)