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【市況】手掛かり乏しく中小型の材料株物色中心に/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20706.66 (-12.67)
TOPIX  : 1562.80 (-3.57)

[後場の投資戦略]

 前日の米国市場は休場で、アジア市場では中国・上海総合指数がやはり小安く推移しているとあって、東京市場でも積極的な買いは入りづらい状況だろう。米政府機関の閉鎖解除に向けた動きが取り沙汰される一方、米中通商協議において知的財産権に関する問題でほとんど進展が見られないと伝わるなど、海外情勢については強弱材料が入り混じっている。連休明けの米国市場の反応を見極めたいところだろう。また、国際通貨基金(IMF)が2019年の世界経済の成長率予測を下方修正しており、決算発表シーズンを前に利益確定の売りを誘う形となっている。

 新興市場でもマザーズ指数が続落して前場を折り返した。前日に大商いとなったサンバイオ<4592>は小安い。ただ、昨年12月上場のベルトラ<7048>やM&A(企業の合併・買収)を発表したパートナーA<6181>は値を飛ばしており、中小型の材料株物色中心の相場展開となっていることが窺える。(小林大純)
《AK》

 提供:フィスコ

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