【市況】21日の株式相場見通し=米株式続伸と円安・ドル高進行を好感し買い優勢に
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
18日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比336.25ドル高の2万4706.35ドルと4日続伸した。中国が2024年までに米国からの輸入を増やし、対米貿易黒字をゼロにすることを提案している、との報道を受け、米中貿易摩擦の緩和期待が膨らみ買い優勢の展開が続いた。中国向け比率が高いキャタピラーやボーイングが上昇し、アップルやアマゾン・ドット・コム、フェイスブックが値を上げた。エヌビディアやアプライド・マテリアルズなど半導体関連株が上昇、バンク・オブ・アメリカやシティグループも買われた。一方、ネットフリックスやテスラが値を下げた。ナスダック総合株価指数は、同72.765ポイント高の7157.228と4日続伸した。
日程面では、中国10~12月期のGDP、中国12月の小売売上高・鉱工業生産・都市部固定資産投資に注目。また、現地21日の米株式市場は、キング牧師誕生日の祝日で休場となる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)