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【市況】東京株式(前引け)=反落、米利上げ観測後退に伴うドル安・円高を嫌気

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 10日前引けの日経平均株価は前営業日比285円13銭安の2万141円93銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億4049万株万株、売買代金概算は1兆535億円。値上がり銘柄数は413、対して値下がり銘柄数は1658、変わらずは55銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、朝方から利益確定の売りに押され、外国為替市場で円高が進んだことを受けて寄り後も次第安の展開を強いられた。前日の米株市場はNYダウが4日続伸となったが、利上げ観測の後退がドル売りの動きを誘発、1ドル=107円台に入ったドル円相場を横目に輸出株中心に下値を探る展開。ただ、前場終盤には押し目買いが流入し2万100円近辺を底値に下げ渋った。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、任天堂<7974>も安い。良品計画<7453>が大幅安。ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。資生堂<4911>が冴えず、村田製作所<6981>も下値を探った。エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>はストップ安、ウエルシアホールディングス<3141>も大きく値を下げた。半面、武田薬品工業<4502>が売買代金トップで堅調、ZOZO<3092>も上値を追った。レノバ<9519>がストップ高に買われ、アルテック<9972>も商いを膨らませ大幅高。このほか、東京個別指導学院<4745>が値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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