【特集】「サイバーセキュリティ」が11位にランク、改正基本法が参院本会議で成立<注目テーマ>
トレンド <日足> 「株探」多機能チャートより
1 国土強靱化
2 大阪万博
3 キャッシュレス決済
4 人工知能
5 5G
6 人材派遣
7 水道関連
8 全固体電池
9 カジノ関連
10 再生医療
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「サイバーセキュリティ」が11位となっている。
5日午前の参院本会議で、改正サイバーセキュリティ基本法が可決、成立した。同法はサイバー攻撃の脅威が増すなか、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に万全を期すため、官民の多様な主体が相互に連携して情報共有を図り、必要な対策などについて協議を行う「サイバーセキュリティ協議会」を創設することなどを柱としている。
3日にはトレンドマイクロ<4704>が公式ブログで、「2018FIFAワールドカップから学ぶ:スポーツイベントに便乗する脅威」と題する記事を公表。どういった攻撃や犯罪が発生したかなどを取り上げており、具体的な事例として「ストリーミングアプリに偽装した不正アプリ」「試合結果予測文書に偽装したマルウェア」「チケット詐欺や公式グッズの偽販売サイト」を挙げている。
この日は全体相場が弱地合いとなっていることもあり、トレンドマイクロをはじめデジタルアーツ<2326>、ソリトンシステムズ<3040>、セキュアヴェイル<3042>、テリロジー<3356>、FFRI<3692>、ラック<3857>、アズジェント<4288>などの関連銘柄は総じて冴えない動きとなっているが、投資テーマとしての注目度は依然として高いようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)