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【特集】「大阪万博」は7位に浮上、開催地決定を控え関心徐々に高まる<注目テーマ>

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 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「大阪万博」が7位に浮上している。

 大阪での開催を目指す2025年開催予定の国際博覧会(万博)の開催地がもうすぐ決定する。同万博にはロシアのエカテリンブルク、アゼルバイジャンのバクーも立候補しており、11月23日に行われる博覧会国際事務局(BIE)総会で、加盟する170カ国の投票により決定される。

 2005年日本国際博覧会協会によると、愛知万博での経済効果は1兆6000億円だった。関西の人口や05年からの訪日外国人の増加を考慮すると、大阪万博が開催されればより大きな経済効果が期待されている。日本総研が17年11月に発表した「夢洲における万博・IR(カジノを含む統合型リゾート)の概要と課題」によると、25年単年での経済効果は万博・IRで2兆6000億円に達するとされており、総会開催日が近づくにつれ、関連銘柄にも関心が高まりそうだ。

 会場となる夢州(大阪市此花区)には、カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致への期待もある。万博開催で恩恵を受けそうな鉄道会社やホテルをはじめ、大阪を地盤とする建設会社、大規模イベントに欠かせない警備会社、夢州周辺に拠点を持つ企業などに加えて、各種遊戯機械を手掛ける企業などが注目されており、この日は、JR西日本<9021>、南海電気鉄道<9044>、京阪ホールディングス<9045>や、ALSOK<2331>、三精テクノロジーズ<6357>、乃村工芸社<9716>などが堅調な動きとなっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年11月22日 15時59分

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