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【特集】TOKAI Research Memo(2):2019年3月期1QはCATV事業、建築・不動産事業が好調で社内予算を上回る増益に

TOKAI <日足> 「株探」多機能チャートより

 

■業績動向

1. 2019年3月期第1四半期の業績概要
TOKAIホールディングス<3167>の2019年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比4.8%増の44,553百万円、営業利益が同11.0%増の2,390百万円、経常利益が同12.9%増の2,487百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同21.2%増の1,432百万円となった。第1四半期末のグループ顧客件数がM&Aの効果もあって前年同期末比313千件増の2,883千件(前期末比7千件増)と順調に拡大し、増収増益要因となった。

事業セグメント別※で見ると、ガス・石油事業、情報・通信サービス事業が前年同期比で増収減益となったものの、CATV事業、建築・不動産事業、アクア事業がそれぞれ2ケタ増収増益と好調に推移し、なかでもCATV事業が全体のけん引役となった。また、社内予算比ではガス・石油事業が顧客当たり販売量の減少で下振れたものの、CATV事業や建築・不動産事業が想定以上の増益となったことで、営業利益では1.5億円程度上振れて着地したものと見られる。

※セグメント利益は、間接費用等配賦前営業利益となり、決算短信とは算出方法が異なる

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SF》

 提供:フィスコ

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