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【特集】プロネクサス Research Memo(4):18/3期は4円増配の28円配。配当性向は42.2%

プロネクサス <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元

プロネクサス<7893>の配当金については、2017年3月期が年間24円だったが、2018年3月期は28円と連続増配、期初予想の26円から修正した。配当性向は、2017年3月期が38.6%、2018年3月期は42.2%と40%を超えている。会社側では30%以上を下限と考えており、安定配当を実施する意向。自社株買いも利益の状況を見ながら、実施していく方針だ。

連結貸借対照表上で、2018年3月末現在、現金及び預金は11,736百万円となり、前期より約1,000百万円上積みした。企業規模から見ると、キャッシュリッチ企業と言えるが、状況に応じてM&Aや設備投資、株主還元などに努める考えだ。


■情報セキュリティ対策
同社は、上場企業に関する各種情報を幅広く扱っているが、なかでも開示前情報は株価に大きな影響を及ぼすため、情報の厳重な管理が求められている。外部からアタックされないようインフラを整える一方、セキュリティに関する社員教育を徹底。それとともに、バックアップ態勢も万全とし、顧客から安心して発注してもらえるように、ハードとソフトの両面でハイレベルな対応をしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水野 文也)

《MW》

 提供:フィスコ

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