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【通貨】来週の為替相場見通し=米雇用統計に注目

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、週末の米5月雇用統計を視野に入れた神経質な展開が予想される。予想レンジは1ドル=108円50~111円00銭。

 この週は、米朝首脳会談の中止が発表されたこともあり、週末にかけ一時109円を割り込む急激なドル安・円高が進行した。ただ、同会談の開催に向けて交渉は継続するとの期待もあり、下値には買いが流入した。来週は週末の6月1日に米5月雇用統計が予定されており、その結果が注目されそうだ。スケジュール的には、29日に米5月消費者信頼感指数、30日に米5月ADP雇用統計、米1~3月期GDP改定値、31日に中国5月製造業PMI、1日には米雇用統計のほか米5月ISM製造業景況感指数の発表が予定されている。国内では29日に4月有効求人倍率、31日に4月鉱工業生産、1日に1~3月期法人企業統計が公表される。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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