【市況】注目銘柄ダイジェスト(前場):ブロメディア、マネーフォワード、ソルクシーズなど(訂正)
サイバー <日足> 「株探」多機能チャートより
下記のとおり修正します。
(誤)サイバー<4751>:堅調
(正)サイバー<4751>:買い先行もマイナス転換
マネーフォワード<3994>:5310円(+455円)
大幅続伸。ブロックチェーン・仮想通貨の普及と実用化を目指す完全子会社「マネーフォワードフィナンシャル」を設立したと発表している。ブロックチェーン・仮想通貨関連のニュースや国内外の交換所の価格比較などを発信するほか、仮想通貨交換所の開設や送金・決済プラットフォームを構築する。また、自動家計簿・資産管理サービスで仮想通貨取引の「見える化」や損益計算、確定申告をサポートする。
日本ガイシ<5333>:2018円(+12円)
小動き。昨日、同社が出荷した「がいし」等の電力事業本部の製品について、顧客の求める受入検査を契約通り実施していなかった事例が存在したことが判明したと発表。ただし、これらの製品は、社内の規定に従った出荷検査には全て合格しているが、顧客との契約で定められた受入検査を適切に実施していなかったこと。1月16日に確認し、直ちに是正と製品品質の確認に着手し、現時点では顧客との契約に基づく受渡検査への切り替えを完了していると発表している。前日に大きく下落していたほか、業績への影響は軽微との見方等もあり、買戻しも意識されている。
メンバーズ<2130>:1281円(+58円)
4日続伸。決算評価の流れが継続している。18/3期業績はデジタル人材事業が大幅に拡大。EMC事業も堅調に推移。新卒社員の収益化は計画的に進捗し、営業利益は6.67億円と過去最高を更新。また、大手企業のマーケティング活動における活用を視野に入れたスマートスピーカーのスキル・アクション開発支援サービスの提供開始など、持続的成長に向けた事業投資等を材料視。
ブロメディア<4347>:77円(+12円)
大幅続伸。連結子会社の架空取引被害に関する第三者委員会の調査報告受領に加え、18年3月期決算を30日に発表すると明らかにしている。第三者委の調査報告では、4月13日に公表した社内調査委の報告結果に追加すべき新たな不正や事実は確認されなかったという。第三者委の報告結果が想定の範囲内だったことから架空取引被害に絡んだリスクに対する懸念が後退したことに加え、決算発表日が決まり、買い安心感が生まれている。
アイビーシー<3920>:1693円(+47円)
続伸。新製品「System Answer G3」新規大型案件の受注と、「System Answer G2」からの切替増加等により、業績は順調に推移しており、昨年11月に発表した第2四半期業績予想比では売上、利益共に超過達成となった。また、通期業績予想に対する進捗率では、売上高50%以上、各利益は70%以上と好調。通期計画は据え置いているが、上振れ期待は根強い。
サイバー<4751>:5950円(-30円)
買い先行もマイナス転換。国内証券で目標株価の引き上げが観測されている。また、株価指数を開発・算出するMSCIの指数組み入れが月末に行われる。株価はMSCI発表後は材料出尽くしから調整をみせているが、支持線として意識される25日接近で見直す動きも意識されている。
ソルクシーズ<4284>:1493円(113円)
大幅上昇。23日取引終了後に、同社の資本業務提携先であるエーアイ(本社:東京)が東証マザーズ上場を承認されたと発表した。上場日は6月27日。ソルクシーズは、2007年7月に資本業務提携を締結し、事業・営業面での支援を担っている。一方、エーアイはソルクシーズの成長戦略の一つである“ストック型ビジネスの拡充”に対し貢献するべく、数多くの音声合成ソリューションの開発を推進してきた。
ドリコム<3793>:1041円(+26円)
大幅反発。6月22日開催予定の定時株主総会で定款一部変更を付議すると発表したことが好感されている。現状の事業内容との整合性をより高め、今後の事業展開に対応することが目的。具体的には、現行の事業目的から「ホームページ制作及び販売」を削除するほか、新たに「コンテンツに関するプラットフォーム、アプリケーションの企画、設計、開発、運営、管理及び提供」や「仮想通貨交換業」を加えるなどする。
《ST》
提供:フィスコ