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【市況】東京株式(前引け)=小反落、米株高も利益確定売りに押される

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 15日前引けの日経平均株価は前営業日比3円07銭安の2万2862円79銭と小幅反落。前場の東証1部の売買高概算は8億7685万株、売買代金概算は1兆3222億8000万円。値上がり銘柄数は1085、対して値下がり銘柄数は889、変わらずは108銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は前日終値を上回って始まったが伸び悩み、その後はプラス圏とマイナス圏を往来する展開となった。前日まで日経平均は3営業日続伸で、騰落レシオなどテクニカル面でも利益確定売りが出やすく上値を押さえる格好となった。米国株市場ではNYダウが8日続伸と上げ足の強さが際立つが、企業業績面では米国よりも低調なぶん日本株の上値は重いとの見方も出ている。外国為替市場では1ドル=109円台後半の推移と足もと円安含みだが、輸出株の反応は限られている。ただ、下値では押し目買いが厚く、結局前引けはわずかに安くで着地した。

 個別では三井住友フィナンシャルグループ<8316>が活況高、村田製作所<6981>も堅調。スズキ<7269>も高い。日東工業<6651>、日本化学工業<4092>が値を飛ばし、ユニデンホールディングス<6815>、サニックス<4651>なども物色人気に。日本板硝子<5202>も上昇した。半面、トヨタ自動車<7203>、武田薬品工業<4502>が軟調、ブイ・テクノロジー<7717>も安い。資生堂<4911>も売りに押された。IBJ<6071>が大幅安、LIFULL<2120>も大きく下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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