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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:加藤製、ラクス、フージャース

ラクス <日足> 「株探」多機能チャートより
■日東工業 <6651>  2,223円  +369 円 (+19.9%) 一時ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 14日に決算を発表。「今期経常は23%増益へ」が好感された。日東工業 <6651> が5月14日大引け後(15:20)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比12.1%減の56.2億円になったが、19年3月期は前期比22.7%増の69億円に拡大する見通しとなった。
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■加藤製作所 <6390>  3,095円  +488 円 (+18.7%) 一時ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率3位
 加藤製作所<6390>が一時ストップ高の3110円まで買われている。14日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高900億円(前期比3.5%増)、営業利益45億円(同2.1倍)、純利益28億円(同7.7%減)を見込み、年間配当は前期比15円増の95円を予定していることが好感されている。国内は、大都市圏での建設投資好調を受けて、クレーン・ショベルともに前年並みの需要を見込む。一方、海外では中国でのショベル需要の増加に加えて、アジア向けクレーンや北米向けクローラキャリアの需要の増加が見込まれ、これらが業績を牽引する見通しだ。なお、18年3月期決算は、売上高869億7400万円(前の期比15.3%増)、営業利益21億4300万円(同16.1%減)、純利益30億3300万円(同62.8%減)だった。

■弁護士ドットコム <6027>  2,067円  +249 円 (+13.7%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「今期経常は1%増で6期連続最高益更新へ」が好感された。弁護士ドットコム <6027> [東証M] が5月14日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期の経常利益(非連結)は前の期比23.5%増の5億円になり、19年3月期は前期比1.0%増の5.1億円とほぼ横ばいを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。9期連続増収、6期連続増益になる。
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■グンゼ <3002>  7,550円  +690 円 (+10.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 グンゼ<3002>は大幅反発で年初来高値を更新。同社は14日取引終了後、19年3月期通期の連結業績予想を発表した。売上高は1450億円(前期比3.2%増)、営業利益は70億円(同12.2%増)、最終利益は40億円(同14.7%増)を見込んでいる。機能ソリューション事業では、プラスチックフィルム分野は業績が拡大しているなか、新市場・新商品の開発とグローバル生産体制をさらに強化する。エンジニアリングプラスチックス分野は、主力のOA市場向け商品および半導体関連等繊維技術活用製品の拡大を図る。また、電子部品分野は社内のフィルム関連事業分野とのシナジーを追求し事業採算化を進める。アパレル事業では、インナーウエア分野はオリジナル差異化技術を強みに主力ブランドの更なる拡販を図るとともに成長チャネルであるEC・SPAルートと海外販売を強化する。レッグウエア分野は、市場トレンドと消費者潜在ニーズを先取りした新市場・新商品の開発などを進める。

■ラクス <3923>  1,758円  +160 円 (+10.0%)  11:30現在
 ラクス <3923> [東証M] が急反騰。14日大引け後に発表した18年3月期の連結経常利益は前の期比28.3%増の12.4億円で着地。続く19年3月期は前期比10.3%増の13.7億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。前期は主力のクラウド事業で経費精算システム「楽楽精算」の高成長が続いたうえ、メール管理システム「メールディーラー」などの受注も伸びた。今期は「楽楽精算」を中心に営業人員の増員やマーケティングを強化し、31.5%の大幅増収を見込む。ただ成長投資の継続やM&Aに伴うのれん償却額の影響で経常利益の伸び率は鈍化する見通しである。併せて、今期の年間配当は4.15円とし、3月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は43.1%増配とする方針としたことも支援材料となった。

■オイシックスドット大地 <3182>  1,853円  +163 円 (+9.6%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「今期最終は3.8倍増で3期ぶり最高益更新へ」が好感された。オイシックスドット大地 <3182> [東証M] が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結最終利益は前の期比54.0%減の2億3700万円に落ち込んだが、19年3月期は前期比3.8倍の9億円に急拡大を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。11期連続増収になる。
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■G-7ホールディングス <7508>  2,779円  +216 円 (+8.4%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「今期経常は20%増で4期連続最高益、前期配当を16円増額・今期は4円増配へ」が好感された。G-7ホールディングス <7508> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比12.5%増の45.6億円になり、19年3月期も前期比20.4%増の55億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。21期連続増収、4期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を50円→66円(前の期は53円)に増額し、今期も前期比4円増の70円に増配する方針とした。
  ⇒⇒G-7ホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■フージャース <3284>  880円  +67 円 (+8.2%)  11:30現在
 フージャースホールディングス <3284> が続急伸。14日大引け後に発表した18年3月期の連結経常利益は前の期比30.3%増の69.3億円に拡大して着地。続く19年3月期も前期比15.3%増の80億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期は主力のマンション事業で大型再開発物件の販売を見込んでおり、同事業の引き渡し戸数は前期の548戸から1315戸に急拡大する計画である。併せて、今期の年間配当は前期比1円増の25円に増配する方針とした。また、発行済み株式数の1.08%にあたる62万5000株(5億円)を上限とする自社株買いの実施も発表したことも好感された。併せて、中期経営計画の目標数値を見直し、最終年度の21年3月期の経常利益を従来計画の100億円から140億円に上方修正した。また、利益還元について総還元性向を導入し、20年3月期以降は総還元性向40%とする方針とした。

■マースエンジニアリング <6419>  2,712円  +201 円 (+8.0%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「今期経常は33%増益へ」が好感された。マースエンジニアリング <6419> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比18.3%減の38.3億円になったが、19年3月期は前期比33.0%増の51億円に拡大する見通しとなった。
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■LITALICO <6187>  1,724円  +112 円 (+7.0%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「今期経常は8%増で6期連続最高益更新へ」が好感された。LITALICO <6187> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。18年3月期の経常利益(非連結)は前の期比19.5%増の7.7億円になり、19年3月期も前期比7.6%増の8.3億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。8期連続増収、6期連続増益になる。
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■熊谷組 <1861>  3,880円  +250 円 (+6.9%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「今期経常は6%増益、10円増配へ」が好感された。熊谷組 <1861> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比10.6%減の226億円になったが、19年3月期は前期比5.8%増の240億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収になる。
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■寿スピリッツ <2222>  5,540円  +350 円 (+6.7%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「今期経常は16%増で4期連続最高益更新へ」が好感された。寿スピリッツ <2222> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期の連結経常利益は前の期比29.5%増の50.4億円になり、19年3月期も前期比15.9%増の58.5億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。8期連続増収、4期連続増益になる。
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■LINK&M <2170>  1,313円  +73 円 (+5.9%)  11:30現在
 14日に決算を発表。「1-3月期(1Q)税引き前は27%増益で着地」が好感された。リンクアンドモチベーション <2170> が5月14日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。18年12月期第1四半期(1-3月)の連結税引き前利益は前年同期比27.3%増の8.5億円に伸びた。
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■JMC <5704>  1,477円  +300 円 (+25.5%) ストップ高   11:30現在
 JMC<5704>がストップ高まで買われている。同社は14日取引終了後に、18年12月期第1四半期(1~3月)の単独決算を発表。営業損益は6400万円の黒字(前年同期は1200万円の赤字)に浮上し、上半期計画の3600万円を超過した。売上高は6億6400万円(前年同期比84.1%増)で着地。鋳造事業が電気自動車(EV)化案件や難易度の高い重要保安部品案件などの受注を背景に大きく伸びたほか、3Dプリンター出力事業なども堅調に推移した。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■明治機械 <6334>  415円  +80 円 (+23.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 明治機械<6334>はストップ高である415円水準でカイ気配となっている。14日の取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高99億2100万円(前期比38.7%増)、営業利益5億1100万円(同2.9倍)、純利益4億1800万円(同1.7%増)と大幅増益を見込んでいることが好感されている。産業機械関連事業で、主要顧客である飼料業界で業界再編に伴う設備改造や老朽化更新工事の需要増が期待できるほか、太陽光関連事業でSPC組成による、権利などの譲渡が進む見通しだ。

■セキュアヴェイル <3042>  1,014円  +150 円 (+17.4%) ストップ高   11:30現在
 セキュアヴェイル<3042>がカイ気配スタートで水準を切り上げる展開。テクニカル的にも5日・25日移動平均線のゴールデンクロス示現でトレンド転換を明示している。同社はネットワーク監視などセキュリティーサービスを展開し、時流を捉え足もとの業績は好調に推移している。新分野としてクラウド向けのセキュリティーサービスなどに期待が大きい。14日取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想は、売上高が11億7800万円(前期比42.0%増)、営業利益は5100万円(同4.6倍)、最終利益は3900万円(同5.7倍)を見込んでおり、これを好感する買いを呼び込んでいる。

■キャピタルA <3965>  5,050円  +700 円 (+16.1%) ストップ高   11:30現在
 キャピタル・アセット・プランニング<3965>がストップ高。14日の取引終了後に発表した第2四半期累計(17年10月~18年3月)単独決算が、売上高34億300万円(前年同期比16.5%増)、営業利益4億1700万円(同3.6倍)、純利益2億5600万円(同4.1倍)と大幅増益で着地したことが好感されている。生命保険会社向けシステムの販売強化を行ったほか、統合資産管理システム、アセットアロケーションシステムなどのプラットフォーム販売および同システムを活用した富裕層向けの資産管理コンサルティング契約の獲得が継続したことも貢献した。また、例年では1~3月および7~9月集中していた受託開発事業が、今期は11年ぶりに保険業法に規定される標準生命表が改定され、生保各社の料率改定や新商品の投入が4月に偏重したため、納品が1~3月に集中したことも寄与した。また同時に、18年9月30日時点の株主から株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視されているようだ。毎年9月末で1単元(100株)以上を保有している株主に対して、2500円相当のオリジナルカタログギフトを贈呈するとしている。

●ストップ高銘柄
 アルファポリス <9467>  3,360円  +500 円 (+17.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 フィスコ <3807>  323円  -80 円 (-19.9%) ストップ安   11:30現在
 中村超硬 <6166>  3,600円  -700 円 (-16.3%) ストップ安売り気配   11:30現在
 ゴルフ・ドゥ <3032>  578円  -100 円 (-14.7%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、3銘柄

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