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【材料】GMO―FHは年初来高値更新、店頭デリバティブ取引好調で第1四半期営業利益は実質98%増

GMO-FH <日足> 「株探」多機能チャートより
 GMOフィナンシャルホールディングス<7177>が連日の年初来高値更新となっている。23日の取引終了後に発表した18年12月期第1四半期決算が、営業収益83億4600万円、営業利益25億8600万円、純利益17億8100万円となり、前期に決算期を変更していることから前年同期との比較はないものの、会社発表の前年同一期間との比較では、営業収益49.6%増、営業利益98.7%増、純利益97.0%増となったことが好感されている。

 仮想通貨事業を営むGMOコインの株式を追加取得し連結子会社化したが、仮想通貨市場で多くの仮想通貨の価格が下落したため、同事業は赤字を余儀なくされた。ただ、主力の証券・FX事業は国内店頭FXの収益率が向上したことに加えて、店頭デリバティブ取引全般が好調に推移。また、受入手数料や金融収益なども増加し、全体の利益を押し上げた。

 なお、未定としていた第1四半期末の配当は7円46銭。また、18年12月期通期業績予想は非開示としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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