【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 山王、ファーマＦ、トランザス　(3月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の3月13日から14日の決算発表を経て15日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ストリーム <3071>
　18年1月期の連結経常利益は前の期比65.3％減の6000万円に落ち込んだが、19年1月期は前期比3.2倍の1億9300万円に急拡大する見通しとなった。

★No.2　トランザス <6696>
　18年1月期の連結経常利益は前の期非連結比33.2％増の2.4億円に拡大し、19年1月期も前期比9.8％増の2.6億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.7　総合商研 <7850>
　18年7月期第2四半期累計(17年8月-18年1月)の連結経常利益は前年同期比11.5％増の9.2億円に伸び、通期計画の3.5億円に対する進捗率が263.4％とすでに上回り、さらに前年同期の234.9％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3071> ストリーム 　　東Ｍ 　 +23.73 　　3/14　本決算　　　221.67
<6696> トランザス 　　東Ｍ　　 +5.88 　　3/14　本決算　　　　9.80
<9425> 日本テレホン 　ＪＱ　　 +3.45 　　3/14　　　3Q　　　　赤拡
<3441> 山王 　　　　　ＪＱ　　 +2.69 　　3/14　　上期　　　 -6.52
<2929> ファーマＦ 　　東２　　 +2.51 　　3/14　　上期　　　　赤拡

<9829> ながの東急 　　ＪＱ　　 +2.42 　　3/14　本決算　　　 -1.20
<7850> 総合商研 　　　ＪＱ　　 +1.73 　　3/14　　上期　　　 11.49

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース