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【市況】東京株式(前引け)=反発、円安受け買い戻されるも上値に重さ

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 26日前引けの日経平均株価は前日比34円34銭高の2万3703円83銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は7億5398万株、売買代金概算は1兆3962億6000万円。値上がり銘柄数は1435、対して値下がり銘柄数は547、変わらずは82銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、リスク回避の流れが一巡し押し目買い優勢の展開となった。外国為替市場でトランプ米大統領のドル高を支持する発言を受けてドルが買い戻され1ドル=109円台半ばまで円安方向に振れたことが自動車など輸出株中心に追い風となった。ただ、前日の米国株市場ではNYダウが連日の最高値更新となったものの、ハイテク株比率の高いナスダック指数が安く、東京市場でも半導体関連株などに売りが出て全体の上値を押さえた。

 個別ではソニー<6758>が堅調、トヨタ自動車<7203>、日本電産<6594>も高い。インターネットイニシアティブ<3774>が活況高となり、千代田化工建設<6366>が大幅高となった。KOA<6999>、神戸物産<3038>が値を飛ばし、トプコン<7732>も物色人気。サイバネットシステム<4312>も上昇した。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、東京エレクトロン<8035>も売られた。安川電機<6506>、太陽誘電<6976>が値を下げ、三菱自動車<7211>も安い。富士通ゼネラル<6755>は大幅安となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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